中学受験で母親のメンタルがしんどい|ピリついていたのは私だった

バックミラーに映った、自分の眉間のしわ。

塾に向かう車内で、宿題忘れとケアレスミスを子どもに強く注意した、その直後でした。

ふと、運転席のミラーに映る自分の顔を見て、はっとしたんです。

「これって、こんなに怒ること?」
「私、余裕がない」——と。

中学受験中の母親って、こんなに余裕がなくなるものでしたっけ。

月1回の塾のテストで、悪ければ焦り、よければ「もっと上を」と焦る。
気持ちが、毎日乱高下する。

ピリピリしていたのは、子どもじゃなくて、私のほうでした。

この記事は、そんな私が「自分の脳に少しだけ余白を取り戻す」までの記録です。
ピリつきが完全に消えたわけではありません。
でも、自分を責めるだけじゃなくて、「次はこう言ってみよう」と考えられる余白ができた——その変化の話を、正直に書きます。

目次

テスト結果とスケジュールに、私の感情まで振り回されていた

あのバックミラーの瞬間まで、自分が「どれくらい振り回されているか」に気づいていませんでした。

月1回の塾のテストが返ってくると、まず点数を見て、気持ちが一気に動きます。

悪ければすごく焦り、よければ「もっと上を」とまた焦る。

どちらに転んでも、結局焦っているんですよね。

毎日、気持ちが乱高下していました。

「ぴったり進める」がやめられなかった

宿題や勉強する時間を決めて、スケジュールどおりに進めようとする。
できていないと、つい口を出していました。

「応援したいだけ」のつもりだったのに、今思うと、応援というよりは管理になっていたんですよね。

「もう少し、子どもに任せてもよかったのかも」——あとから振り返って、そう思います。

周囲のママと比べて、検索を繰り返した

送り迎えで会うママがきれいにメイクしている姿を見ると、余裕がありそうに感じました。

「いいなぁ」と羨ましく思いながら、頭の中ではこう繰り返していました。
「うちは大丈夫かな?」

スマホを取り出して、学校のこと、勉強のこと、SNSで見かけた情報。
答えが出ない検索を、何度も繰り返していました。

休んでいるのに、頭は休まらなかった

「ちゃんと休もう」と思って、いろいろ試しました。

でも、振り返ってみると、どれも「休んだ気がしない」終わり方をしていたんです。

カフェで、コーヒーとケーキ

「ちょっと贅沢して、ほっこりしよう」と入ったカフェ。

注文して席につくと、自然と手が伸びるのはスマホでした。
気づくと、コーヒーを飲みながら検索ループ。

ショッピングモールで買い物

ちょこちょこ買いが増えて、お財布も少しずつ軽くなる。
立ちっぱなしで、足も腰も疲れてくる。

結局、休憩で入ったカフェで、また検索ループに合流していました。

車内で仮眠

「もう何もしない、目を閉じるだけ」と決めた日もあります。

運転席のリクライニングを倒してみるんですが、体勢が固定されるので、肩や腰がジンジン痛い。

起きるときには、寝る前より体が重く感じる日もありました。

一度家に帰る

「いっそ家に帰って、家事を進めよう」と切り替えた時期も。

でも、家に着いた瞬間に頭は「限られた時間で、何をどう片づけるか」にシフトします。
休むどころか、もう次のタスク。

戻ったときには、もう疲れていました。

検索ループが、いちばん消耗した

どの場所でも、共通していたのは「結局、スマホ」でした。

学校のこと、勉強のこと、SNSで見かけた情報。
その場では答えが出ないことを、何度も検索していました。

検索すればするほど、不安が風船のように膨らんでいきました。

休んでいたつもりで、いちばん脳が消耗していた時間だったんです。

自分だけ休むことへの罪悪感

「自分のために休もう」と思っても、もうひとつのブレーキがありました。

「子どもが家で塾で頑張っているのに、私が休んでいいの?」

本当に、これは正直な気持ちでした。

家で、塾で、頑張っている子ども。
それを応援する立場の私が、ぼーっとしている時間があっていいのか、と。

罪悪感は、なくなってから休むものじゃなかった

いまの結論は、こうです。

罪悪感がなくなってから休むのではなく、罪悪感があっても、自分のための時間を少し選んでよかった。

休む理由を、子どもへの効果だけで説明しなくてもいい。

「自分が笑顔でいるために」とか、「子どもとの関係を良くするために」とか——
そういう「子どもへの効果」を理由にしないと休めないなら、それはちょっと苦しい構造です。

私自身が疲れていた。それだけでも、休む理由になりました。

待ち時間を「ご褒美時間」と捉え直した

ある日、ふと思いました。

「時間を作る」のは、無理なんですよね。
仕事も家事も子どもの予定も、ぎゅうぎゅうに詰まっているから。

でも、ひとつだけ、すでに手元にある時間がありました。

塾の送迎待ち時間。

毎週、帰宅せずにどこかで待つことになっていた時間。

自由に見えるけれど、迎えの時間と場所からは離れられない。
それでも、使い方なら少し変えられるかもしれないと思いました。

これを「拘束されている時間」じゃなくて、「自分へのご褒美時間」として見てみたら、どうだろう。

中身は、何でもいいと思うんです。

  • カフェで本を読む日
  • 散歩でぼーっとする日
  • 早めに迎えに行って、車内で目を閉じる日
  • ヨガに行く日

「ピリピリしている自分への、ささやかなご褒美」。
そう捉え直してみると、同じ時間でも、見え方が少し変わりました。


私はLAVAを一つの選択肢にした

「ご褒美時間」の中身を考えたとき、私が選んだのはホットヨガでした。

体験前は、いつもピリピリする自分をどうにかしたい気持ちと、階段で息が切れるような体力不足を少し変えたい気持ちがありました。

「ヨガに行く動機」って、もっとキラキラしているものだと思っていたんですが、私の場合は「体力不足を改善したい」くらい地味なきっかけだったんです。階段で息切れしたり、急な動作で体がついていかなくて転んでしまったり——家族もそれは知っていたので、体力不足を理由に体験に踏み出せました。

実際に体験してみて初めて、
私に必要だったのは、体を動かすことだけではなく、スマホ検索から離れて脳を休める時間だったのだと気づきました。

体験の前後で確認したこと

自分の生活に入るか判断するため、体験の前後で次を確認しました。

  • 一番近い駐車場の車室位置
    (3候補まで決めておく)
  • 送迎時間帯の渋滞具合
  • レッスン後のシャワー・着替えにかかる時間

実際に体験してみて、「これなら大丈夫」と思えたので、続けることにしました。

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塾以外の話で笑えた車内

ヨガを始めて、変化を感じた場面の一つがお迎えの車内でした。

レッスン後はスッピンだけど、血行がよくなって、顔色だけは元気に見えるんです。

ある日、車に乗ってきた子どもが、ふっと笑って言いました。

「お母さん、元気そうだね〜」

何気ないひと言だったんですが、私にはちょっと衝撃でした。

その日は、「今日のヨガのポーズ、ゆらゆらで大変だったんだよ」と自虐ネタを話しました。
塾の話でも、テストの話でもない。

ただの、ヨガの失敗話で笑える車内。

以前は、車内の空気が悪かったはずなんです。
私がピリピリしていたから。

それが、塾以外の話題で笑える空間に変わっていきました。

ピリつきは消えなくても、余白はできた

正直に書きます。

LAVAに通っていた時も、私は一喜一憂したし、ピリついた日もありました。
だって、伴走って本当に大変だから。

ヨガに行ったからピリつかなくなる、なんて魔法は起きませんでした。

でも、ひとつだけ変わったことがあります。

ピリついている自分を、少し俯瞰して見られるようになったんです。

「あのとき、つい強く言ってしまったけど、こういう言い方のほうがよかったかな」

そんなふうに、自分を責めるだけではなく、次はどう伝えるかを考えられる余白ができました。

子どもの行動や結果と、自分の感情の間には、適度な距離が必要なのだと気づきました。

完全には消えなかったけれど、
自分を責めるだけでなく、次の関わり方を考えられるようになった。
私にとっては、その小さな余白が、伴走中の助けになりました。

よくある質問

テスト結果に一喜一憂する自分を、どう受け止めればいいですか?

一喜一憂しないようにと思っても、私は何度も揺れました。

揺れない母親を目指すより、まず「いま私は焦っている」と気づけるだけでも違いました。ピリついた自分を、失格と決めなくて大丈夫です。

カフェやスマホ検索でも休めるママはいると思いますが?

もちろんいます。

私の場合、スマホを手に取ると検索を続けてしまい、頭が休まらなかったので合わなかっただけです。
カフェやスマホが悪いわけではなく、自分にとっての「回復」を見つけるのが大事だと思っています。

自分時間への罪悪感を、どう考えればいいですか?

罪悪感を急になくす必要はありません。

私も「子どもが頑張っているのに」と何度も迷いました。
それでも、自分が疲れていることを理由に、自分のための時間を選んでよかったと思っています。

※この記事は私個人の体験です。眠れない、食べられないなど日常生活に支障が続く場合は、無理をせず専門機関へ相談してください。

まとめ|伴走は本当に大変。だから、自分のために休んでいい

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

中学受験の伴走は、本当に本当に大変だと思います。

ピリつく日があっても、それは「ダメな母親」だからじゃありません。
少なくとも私は、伴走の大変さで余裕をなくす日がありました。

「ご褒美時間」の中身は、何でもいいんです。
カフェでも、散歩でも、読書でも、ヨガでも。

私が大切だと思うのは、自分のために、ほんの少し余白を持つことです。

私の場合、その余白が、塾以外の話で笑える車内につながりました。
あなたに合う方法は、ヨガでなくても大丈夫です。

送迎待ち時間の中に、あなた自身のための余白があってもいいと思います。


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