「習い事の送迎、もう大変すぎる……」
火曜の夕方、時短早退の連絡を入れながら、心の中でそうつぶやいたこと、ありませんか?
私は、ありました。
それも、しょっちゅう。
送迎自体は短い時間でも、その前後に「申し訳なさ」「焦り」「待ち時間のもやもや」が、ぜんぶ乗ってきます。
家に帰ってきた頃には、なぜか疲れがどっと出ている。
「子どもの習い事を応援したい気持ち」と「自分の余裕がなくなる現実」のあいだで、
1日中、綱引きをしているような感覚でした。
この記事は、そんな日々を1年以上やってきた40代の送迎ママが、
「送迎が大変な理由」を一度ぜんぶ分解して、最終的に何を見直したかを、正直に書いた記録です。

「子どものためなんだから、これくらい平気!」って自分に言い聞かせるほど、心の中のメーターが赤信号になっていくんですよね。当時の私は、送迎の待ち時間、車内でスマホ検索を繰り返しては、理由のない焦りとイライラを募らせていました。
習い事の送迎が大変な理由を、まず分解してみる
「送迎、大変ですよね」とひと言で片付けたくない理由があります。
送迎そのもの——つまり「車で送って、迎えに行く」だけが大変なんじゃない、ということに気づいたからです。
私の場合、大変さの中身を分解すると、こんな感じでした。
- 平日夕方の時短・早退の調整
- 早退するときの、職場への申し訳なさ
- 送迎前後に重なる家事・仕事・夕飯の準備
- 待ち時間が中途半端で、家にも帰れない
- 帰宅後の洗い物・お風呂・寝かしつけ
ぜんぶ、送迎の「前後」にしっぽみたいにくっついてくる作業です。
送迎の時間そのものは数十分でも、トータルで見ると、午後の半分が「送迎モード」で埋まる感じ。
これだけ重なっていたら、余裕がなくなって当然なんですよね。
「送迎がしんどいと感じる自分」を責めなくていいと、いまは思います。
「休めるはずの待ち時間」が、実は休めていなかった

送迎ママの大変さで、案外見落とされがちなのが、待ち時間の質です。
「待ってるだけなんだから、休めるでしょ?」と言われがちですが、
やってみるとわかる、休めないんですよ……(笑)
私が試してきた待ち時間の過ごし方と、それぞれのリアルを並べてみます。
コンビニやスーパーの駐車場で仮眠
リクライニングを倒してスマホを眺めたり、少し目を閉じたり。
体はゆったりできるんだけど、体勢が固定されるのでリラックスはできない。
起きると首と腰が逆に疲れている、ということが何度もありました。
カフェでひと息
コーヒーを片手にひと息……のはずが、結局スマホ片手に検索ループ(笑)。
お金は使うのに、心は休まらない。
ショッピングモールでウィンドウショッピング
歩いてリフレッシュ……のはずが、立ちっぱなしで足も腰も疲れる。
気づくと、必要じゃないものを買って帰っていたり。
車内でスマホ検索
これがいちばんの罠でした。
「ちょっと検索」のつもりが、子どもの成績や志望校など、すぐに答えが出ないことばかり調べてしまう。
検索すればするほど不安が増えて、脳がぐったり疲れるんです。
休めるポイントは、あるようでなかった。
これが、待ち時間の正体でした。

車内で目を閉じていても、頭の中では「今日の夕飯のダンドリ」や「あの模試の結果」が高速で回り続けているんですよね(笑)。それは休んでいるのではなく、エンジンをかけたまま空ぶかししている状態。スマホを見る手が止まらない時ほど、心は悲鳴を上げていたんです。
いちばん疲れたのは、お迎え直前の「気持ちを切り替えられない瞬間」
送迎の大変さの中で、いちばん地味だけど、いちばんしんどかった瞬間があります。
それは、お迎えに行く直前、車のエンジンをかけるとき。
「よし、迎えに行こう」と、余裕のある気持ちで切り替えられた日が、1年で数えるほどしかなかったんです。
待ち時間で消耗しきっていると、感情がマイナスのままお迎えに向かいます。
頭の中は、検索ループの残り火と、明日の段取りと、夕飯のメニューでぐちゃぐちゃ。
そんな状態で迎えに行くと、子どもの顔を見ても、第一声がうまく出てこない日がありました。
「お迎えなのに、自分の機嫌が悪い」——あの感覚は、地味につらいんです。
疲弊している自分を、強く感じた瞬間でした。
気づいたのは、子どもとの距離が近すぎていたこと

ある日、車内で気まずくなった日がありました。
しばらく経って、ふと振り返ったときに思ったんです。
「私、なんでこんなに余裕ないんだろう」って。
考えてみると、私の頭の中は、起きている間ずっと子どものことで埋まっていました。
- 明日の持ち物
- 塾のスケジュール
- お友達との関係
- 勉強の進度
- 体調管理
心配や気がかりが、頭の中に常駐していたんです。
いま振り返ると、これって、子どもとの距離が「近すぎる」状態だったのかもしれません。
気づかないうちに、子どもの領域に踏み込みすぎていた感じ。
送迎の大変さの正体は、移動や時間管理だけじゃなかった。
親子の距離感が近すぎることで、車内の空気まで重くなっていた——
これが、私の一番の気づきでした。
もちろん、子どもが悪いとか、私が悪いとか、そういう話ではありません。
ただ、私の中に余白がなさすぎて、距離感をうまく取れなくなっていたんだと思います。

子どものためを思っているはずなのに、気づけば私の中の不安が大きくなりすぎていた気がします。心配や気がかりで頭がいっぱいだと、車内の空気もどうしても重くなってしまうんですよね。距離感をいい感じに保つには、まず私の中に余白を作る必要がありました。
送迎をどうにかするより先に、自分の余白を作る選択肢もある
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
「じゃあ、どうしたらいいの?」が気になっている頃かもしれません。
大変な状況を変える選択肢は、いくつかあります。
- 家族で送迎を分担できるなら、分担する
- 送迎代行・ファミサポなどのサービスを使う
- 習い事の頻度や曜日そのものを見直す
これらが現実的に動かせるなら、ぜひ検討してみてください。
ただ、家庭の事情ですぐに分担を変えにくいケースもあると思います。
私自身も、いろんな事情が重なって「結果的に私が全部やる」状況になっていました。
そういうときに気づいたんです。
送迎自体を変えられないなら、できることはひとつだけ。 待ち時間の「質」を変えることだけ、今日からでも自分の意思で動かせる——と。
これは、誰の許可もいらない、自分だけで動かせる領域です。
待ち時間を「スマホから強制的に離れる時間」に変えたら、空気が変わった
私の場合、「待ち時間の質」を変えるために選んだのが、ホットヨガでした。
でも、最初から「ヨガが正解」と思っていたわけではありません。
大事だったのは、スマホ検索ループから物理的に離れる時間を作ることでした。
決め手は、「スマホから強制的に離れる時間」だったこと。
レッスン中の60分は、スマホを持ち込めません。
子どもの成績検索も、SNSも、メールチェックも、ぜんぶ強制シャットダウン。
1時間まるごと、デジタルデトックスです。
これが、想像以上に効きました。
ヨガを終えたあとの私は、頭の中の雑念がすうっと薄くなって、余白ができた状態でお迎えに行けるようになりました。
すると、車内の空気が変わったんです。
私が元気にお迎えに行くと、子どもが笑ってくれる。
車内が「優しい空間」に変わっていきました。
子どもとの距離感も、いい感じの位置に戻った感覚があります。
それまで「子どものことで頭がいっぱい」だった私が、少し俯瞰できるようになったみたいです。
👇️ 実際に塾の送迎待ち時間をヨガに変えた話は、こちらに詳しく書いています。


家の中がドタバタしているときって、無理に話し合うより、まず自分を落ち着ける時間が必要だったりしますよね。あのレッスン中の60分は、私にとってまさに「自分を落ち着けて整える時間」でした。スマホを置いて自分に戻るだけで、お迎えの「ただいま」のトーンがガラッと変わりますよ。

ママには、本当にリフレッシュする権利があります
自分の送迎生活を、ここまで振り返ってみて、強く思ったことがあります。
世の中のママは、本当に毎日働いている。
仕事、家事、子育て、習い事の送迎、夕飯の支度、洗濯、寝かしつけ……。
これだけ詰め込んだ毎日のなかで、余裕が生まれるわけがないんです。
だからこそ、ママには、たくさんリフレッシュする権利があると思っています。
「自分のために時間やお金を使うのは贅沢かも」と感じるママもいるかもしれません。
私もそうでした。
でも1年間やってみて気づいたのは、自分のためのお金は、まわりまわって家族のためのお金にもなるということ。
迎えに行く自分が、笑顔でいられること。
車内の空気が、軽くなること。
子どもが、安心して話せること。
それは、自分ひとりのためだけじゃないんですよね。

自分のためにお金や時間を使うことに、どこか後ろめたさを感じるお母さんは多いです。でも、ママがすっきりした笑顔で「おつかれ!」って迎えてくれる車内は、子どもにとって何よりの安心できる居場所。自分を満たすことは、決してわがままなんかじゃありません。

まずは「待ち時間の使い方」を見直してみませんか
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
全員がヨガに行く必要は、まったくありません。
私の場合は、たまたまヨガが「自分を戻す時間」にフィットしただけです。
大事なのは、待ち時間で自分が削られないこと。
- 休む時間にしてもいい
- 用事を片づける時間にしてもいい
- 自分を戻す時間にしてもいい
ただ、毎回なんとなく消耗しているなら、一度立ち止まる価値はあります。
「待ち時間を、自分を削らない時間に変える」——
このひとつの視点だけ、持ち帰っていただけたら嬉しいです。
待ち時間の使い方を、もっと見直したい方へ
私が試した過ごし方を、3タイプに分けて比較した記事です。

「自分にもLAVAが合うかな?」と気になった方へ
通える条件・難しい条件を、正直にまとめています。

送迎ママとLAVAについて、全部まとめた母艦記事はこちら
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